診療内容
歯周病
歯周病菌は、歯と歯ぐきの境目の汚れを栄養分として毎日増殖しています!
栄養分をとった歯周病菌からは、歯ぐきや土手の骨(歯槽骨)をどんどん溶かし続ける『毒素』が出ます。
この毒素は、血流に乗って全身に回ることで、心臓、脳血管障害や妊娠・出産にも悪影響を与えているのではないかと考えられています。
歯石は菌が隠れる絶好の温床です。歯石は目で見える所よりはるか深いところまで硬くギッシリと付着しています。 当院では、この歯石除去をなるべく楽に行えるよう、特別製の超音波器具を使用しています。定期的な歯石除去は必要不可欠です。
さらに、当院では歯石除去後は、歯周病菌に効果がある薬剤塗布も行い、できるだけ菌の繁殖を抑えます。
毎日の自宅でのブラッシング、当院での歯周病治療、両方の併用で、歯周病の進行をくい止めて、ご自分の歯で長く食生活を送れるよう、 当院がお手伝いできればと思います!
歯ぐきの違和感、出血、歯石など、お困りの事がありましたら是非ご来院ください。
むし歯
ごく初期の、歯の表面が白く濁っている程度であれば、定期的なフッ素塗布と経過観察で大丈夫なことも多いです。
当院では、なるべく最小限のむし歯除去、最小限の面積での歯の修復(白いプラスチック、詰め物など)を目標としています。
ただし、ある一定以上の深いむし歯の場合は、残念ながら神経の処置が必要になることもあります。 この場合は、歯が年数とともに脆くなってゆくので、なるべく冠(かぶせ物)でしっかり補強することをお勧めしています。
さらに深いむし歯の場合、やむを得ず抜歯となることもありますが、放置しておくことで膿が溜まったりしてしまうので、早めの受診をお勧めします。
予防歯科
①新しくむし歯ができないようにすること!
②むし歯治療した歯を、むし歯再発しないようにすること!
③歯肉炎、歯周病にならないようにすること!
④歯肉炎は治し、歯周病はこれ以上進行しないように食い止め、歯ぐきの状態を今よりも改善すること!
これらを目標に、歯科医師、予防歯科専門の歯科衛生士で、歯の治療と並行しながら、あるいは治療が終了してからの定期的 来院で状態チェック、ブラッシング指導、栄養指導、クリーニングなどを随時おこなっています。
一度綺麗なセラミックの歯をかぶせても、予防歯科での定期的なお手入れを続けなければ、やがてまた歯ぐきが下がってきてしまうことが多いです。
そのような状態を避けるべく、当院では定期的な予防歯科受診をお勧めしています。
むし歯が全くない方の来院も大歓迎です!
治療完了が「完成」ではなく、そこから大切に長持ちさせていくのが予防歯科です。当院では定期的な予防歯科受診をお勧めしています。むし歯が全くない方の来院も大歓迎です。
審美歯科(セラミック)
セラミックで詰め物や冠、ブリッジなどを治す方法です。
当院でも、インプラントや義歯よりも遥かに多く需要が出ています。また年齢や男女を全く問わず、希望が多い治療法です。
(10代の方から80代の方まで、実に様々です。)白い歯で治るので、治療後はとても喜ばれる方が多いです!
①最近は、補強金属を一切使わない、『オールセラミック』自体も種類が増え、数年前よりも費用面でかなりリーズナブルになりました。
②また、内部の金属補強を重視される方には、従来通りの『メタルボンド冠』も可能です。(金属補強+セラミック)
①②どちらも、セラミックの色合いは、患者さんの希望を聞きながら、実際に多くの色見本の中から選んでいただいております。
このため完成後の色合いに満足されている方が多いです。
(豆知識)セラミックは強い衝撃が生じると、欠けてしまうおそれがあるので、 その点を注意して、定期的に噛み合わせのチェックをすることがとても重要です。 (調整をしないでいると、相対的に他の歯よりも強く当たりだして、欠けてしまう原因になります。)
根の治療
①『神経の治療』
虫歯が深かったり、歯が大きく欠けてしまったりすると神経(歯髄)が露出してしまいます。 痛みを止め、細菌感染を最小限にくい止めるため、神経を取る治療【抜髄】を行います。
②『神経の治療の症状再発・再治療』
・疲れると浮くような感じになる。
・急に痛みや腫れが再発した。
・冠の近くの腫れから膿が出続けている。
などの症状が出てきたら、症状再発が考えられます。
神経があった通り道の汚染物・腐敗物を取るために、
【感染根管治療】を行います。
①②とも、神経の通り道は複雑です。細かい枝分かれの連続で、汚れも枝分かれしてしまっていることが多く、 これが、根の治療が時間・回数がかかり、治りづらい・再発しうる要素となっています。
当院では、なるべくこのような再治療のリスクを減らすため、都内ではまだ少ない、 マイクロスコープ(拡大顕微鏡)を併用して根の治療を行っています。
これによって、肉眼では見えなかった根の先端部の腐敗した汚れなども容易に確認、除去できるようになりました。
また、拡大することで、歯の亀裂が確認しやすくなり、なかなか痛みが引かない場合の診療方針を立てる一助にもなっています。
ただし、それでもなお、痛みが引かない場合も、根の治療では多いです。その場合は専門医との連携などで治療を進めてゆきます。
義歯(入れ歯)
①さらに土手が痩せてしまい、義歯の作り直しが不利になる。
②バネをかけている歯に無理な負担がかかり、抜歯になってしまう。
③義歯の縁が歯ぐきに強く食いこんで、潰瘍(腐敗・ただれ)ができてしまう。
などの悪影響があります。当院の義歯では、
・保険適応範囲内の義歯だけでなく、
・さらに機能が向上した、保険外の各種義歯も可能です。
(噛んでも痛くない義歯、噛み切りやすい入れ歯、舌感のよい金属床義歯、バネが目立たない審美義歯、 インプラントと併用した義歯、磁石で吸着する義歯、、など)
患者さんの要望、希望に応じて、様々な義歯を提供しております。まずはご来院の上、ぜひご相談ください。 また、義歯も定期的な検査・調整は必要ですのでご理解ご協力お願いいたします。
インプラント治療
インプラント治療では、、
自分の失った根の本数分を、同数の根で補える治療法なので、
①部分入れ歯が咬みづらい、外れる。
②ブリッジでぐらつく、物が詰まる、壊れてしまった。
③1本だけ抜歯になってしまったが、両脇の健康な歯を削りたくない。
④総入れ歯や部分入れ歯とインプラントを固定したい。
など、、適応症は色々あります。当院では様々な治療法の選択肢の1つとして、インプラントも説明しています。
当院ではインプラント治療の際は、当院CT又は提携医院CTで撮影を行います。
その画像を症例に応じて、パソコンで頭部3D画像に解析します。
画像上で、使用するインプラントの長さ・直径・埋入する角度などを詳細に検討します。 更に、状況に応じて、その通りに安全に手術できるドリルガイドまで用意し、より万全の態勢で手術に備えています。
インプラント手術は症例によりますが、大半は局所麻酔(虫歯の治療時と同じ)で行えます。 傷口の周囲を数か所縫合しますが、およそ約1週間で抜糸となります。
方法にもよりますが、当院の場合、インプラントと骨が 十分結合するのを待って、3か月後くらいに被せ物(上部構造)を装着して完成、の場合が多いです。
症例ごとに設計や対応方法がいろいろある治療法なので、まずはご来院の上、ご相談ください。
ご予約・お問合せはお電話にて承っております。お気軽にどうぞ! | |
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お問合せ窓口(予約制)☎ 0422-38-9801 | |
診療時間 | 平日 10:00-13:30 15:30-18:45 土曜 10:00-13:30 15:00-17:45 休診日 水・日・祝(他に臨時休診あり) |
電話予約 受付時間 |
平日 8:30-19:30 土曜 8:30-18:30 ご予約はお電話にて承っております。 なるべくまずお電話いただけると待ち時間が少ない時間にご案内しやすくなります。 ※平日は、8:30~9:00、13:00~15:00、19:00以降(土曜は18:00~18:30)が繋がりやすくなっております。 |